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2月10日に設置。自分の言いたいことを思いのまま綴る。
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1.はじめに

 

 今日は、北陸中日新聞がフェミの「太鼓持ち」をやっていることについて取り上げる。北陸中日新聞は、毎度の事ながら、木材資源と石油資源の無駄遣いに勤しんでいる。この新聞を喜んで読むのは、過激派の連中か、共産・社民支持者だけだろう。あれだけ民主党を露骨に持ち上げている新聞なのに、民主党支持者ですら、「便所紙の朝日以下だ」と批難轟々である。

特にひどいのは、『嘲笑点』のマッド・アマノだ。「権力に騙されない方法、教えます」の内容は、まともな神経の人間には到底耐え難いものだ。安倍首相をこれでもか、と嬲者にした風刺画は最悪である。こんな新聞が、堂々と売られていること自体、日本の国益を大いに害している。

 

 

 

2.内容

 

 この新聞の掲載内容は、あまりにもひどいものばかりだが、特にひどいものを取り上げる。読むだけでも気分が悪くなるので、現物を読まれる際は、洗面器の用意をしていただきたい。

北陸中日特報などは、もはや記者の自慰行為に過ぎない状態である。例によって、時間の関係上、引用許可を頂けなかったため、内容を掻い摘んでおくだけにする。また、今回は時間の関係上3作品のみを取り上げる。次回は、「赤ちゃんポスト」(5月17日:北陸中日特報)、「300日規定」(5月27日:暮らしをみつめて)について取り上げるものとする。

 

 

1)改正均等法(4月20日:社説)

 

 

 ⅰ)お粗末な内容

 

出だしから扱けている。「間接差別が禁止された」と書いているが、ちょっと読むと、対象要件が3つに限定されているというのだから、見出しと中身が矛盾していることが小学生でも理解できる。

  やたらと、「働き続けたい女性の待遇改善」に力点を置いている。最後のほうに、男性差別禁止規定を書いているが、「仕事と家庭の両立」で締めくくっている。スーパーマンでもない限り、無理な相談だろう。

 まず、この社説を書いた人物は、男女雇用機会均等法自体が、労働環境を破壊するものだ、と気が付くべきだった。

 

 

 ⅱ)雇用機会均等法の危険性

 

小浜逸郎『なぜ私はここに「いる」のか』を立ち読みしていたら、おもしろい表現が出てきた。「性愛の関係は労働の秩序にとって大変暴力的であり、排他的であり、秩序にとって撹乱的である」「性に関わる物事は、労働の秩序が限定を加え、承認できる範囲、その秩序に接合できる範囲では、神聖であったり、祝福されるものであったりする」といったところだ。

 現実にあわせて考えてみると、最近やたらと、「仕事と家庭の両立」を訴えている。実際問題、労働者の家庭事情を職場に持ち込むことは、職場の秩序崩壊に繋がる。そこまで行かなくとも、職場の士気に関わってくる。だから、長い間、「男は外で働き、女は家庭を守る」のが定石とされてきた。フェミは、それを知らないでいるか、またはルンペンプロレタリアート革命を起こす前段階措置として、労働環境破壊に勤しむ確信犯なのか、よくはわからない。ただ、間違いなく、フェミの要求することは、実現不可能なものばかりだ。

 また、職場が労働者の言動に口出しすること自体、北朝鮮と変わらない。北朝鮮は、「勤勉性や技術力、経営能力といった仕事ぶりでなく、思想が最優先される社会」「詭弁を弄しておべっかつかいが出世する社会」と、重村智計氏は書いている。まさに、今の政府が目指す男女共同参画社会とは、そのようなものだ。

 例えば、セクハラの基準である。同志の報告によると、とある女従業員が仕事をあてがわれたが、期日までに出来きそうもなかったため、「セクハラされた」と上司を告発したそうだ。セクハラの証拠がなかったので、その上司はクビにはならなかったが、人権学習会に放り込まれたそうだ。その仕事は、ずっと若い男社員に任せたら、期限内にできたそうだ。結局、セクハラが悪用されている。また、改正法では、セクハラの告発があった企業は官報で公表されるそうだ。千葉県のようなところでは、銀行を経由して企業に圧力をかけそうな予感がする。

 そして、割当制を企業人事に組み込み、女性管理職の割合を3割以上にした企業に対し、表彰して、企業業績に無関係に、優先的に公的・私的融資を行う。北朝鮮的に言えば、「速度戦」を成功させた筋金入りの党員として、「千里馬旗手」勲章を受け取るようなものである。つまり、現在の日本産業界は、生産性向上やマーケティング能力でなく、ジェンダーフリー=フェミニズム思想優先社会になったということである。このようなことを続ければ、エートスが産業界全般に広がって、競争力が落ち込むのは目に見えている。

 

 

 ⅲ)長谷川三千子による批判

 

 早くから男女共同参画を批判してきた埼玉大学の長谷川三千子先生が、政府審議会「子どもと家族を応援する日本」重点戦略検討会議)で、最近流行の「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」を厳しく批判している。

「ワーク・ライフ・バランスというが、これを個人単位で、男性個人、女性個人で考えるべきではない」、「男女性別役割分担というものも実はかなり合理的な家庭内のワーク・ライフ・バランス」と見事な、そしてごく当たり前の常識を堂々と述べている。キーポイントは家庭単位で考えるか、個人単位で考えるか、である。言うまでもなく社会の基礎単位は家庭だから、家庭単位で考えなければならない。

 「ワーク・ライフ・バランスというが、これを個人単位で、男性個人、女性個人で考えるべきではない。男女夫婦2人で、バランスが取れていれば、性分業があってもいい。いやむしろ、女性は育児に専念し、子どもが大きくなると少し短めに働き、男性は育休など取らず一貫してフルタイムで働くのが一番よい。だから少子化対策としては、男女共同参画ではなく、男性の正社員化こそが大事だ」、とも彼女は述べている。

 最近、「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」という言葉を聞くことが多くなった。「男女共同参画」と同じ、一種の魔語である。見た目は良いが実は毒きのこだった、というのと同じ。

 いま流行の「ワーク・ライフ・バランス」は、個人1人1人が仕事と生活を調和させる社会にすべき、という考えだ。仕事とは主に市場社会での労働を指し、生活は家事・育児を指す。男性が仕事一筋で外で働き、女性が内助の功でそれを支え、主に家事・育児を担うというライフスタイルを真っ向から否定している。男性も女性もすべて社会に出て働き、家事・育児は男女で半分ずつ負担せよ、というわけだ。

 このような「家庭単位のワーク・ライフ・バランス」をフェミニストは決して認めようとしない。認めないばかりか、破壊し、解体しようとしている。残念なことに安倍総理も影響されているようだ。ただ、安倍総理は橋史朗氏や長谷川三千子氏のような保守派の意見にも耳を傾ける度量があり、そこが救いと言えば救いである。だが、こんどの参議院選挙は、民主党の圧倒的優位に終わりそうな予感がするため、予断は許されない。

 

 

 

2)性教育ビデオ(5月1日:北陸中日特報)

 

 ⅰ)あきれる提灯記事

 

 なんと、AVメーカーが性教育ビデオをだしたのを、ベタ褒めしている。しかも、さりげなく、安倍首相批判とコンドーム・セールスを行っている。STD防止のキャンペーンで、AVメーカーが一肌抜いたかの如く書いているが、性描写の制限が商売に影響してきているために、性教育の分野に「販路拡大」しているだけである。

語るに堕ちたというべきところは、コンドームの売上が1/3に落ちた、と書いているところだろう。性正教の『コンドーム教育』の正当化を新聞が買って出ただけ、とも見ることが出来る。その証拠に、「純潔教育」については、AV会社のプロデューサーに「隠微になるだけ」と批難させている。あと、特徴としては、やたら「女子がみて不愉快でないものをつくる」という発想だろうか。商魂逞しいとは、こういうのをいうのだろう。男子が見ても不愉快なAVがあるというのに、その辺の理解度は感じられないようだった。

 

 

ⅱ)韓国の純潔教育

 

 純潔教育は、アメリカだけではない。韓国でも熱心である。北陸中日新聞は、やたら特定アジア擁護・賞賛の記事を書くくせに、こういったことは取り上げない。どうせ純潔教育とか言うと、自由法曹団のように「統一教会信者」のレッテル貼りをしてくるのは目に見えている。

よって、ソースとして、鴨野守著『新・純潔教育のすすめ』を挙げておく。その著書の中で、韓国青少年純潔運動本部の金奉泰会長が小学生を対象に語った講演の要旨を、以下に紹介する。家庭でいかに親が子どもに接していけばいいのか、参考になろう。

 

 


悪い誘惑に負けず純潔の誓いを

皆さんも、これから大人になって愛する人に出会い、結婚し家庭を築くようになるでしょう。

そのときは、純粋で永遠に変わらない真の愛で一つとなった夫と妻にならなければなりません。子どもを産めば慈愛深い父母になり、幸福な家庭を築き、社会において素晴らしい指導者にならなければなりません。

ゆえに、一番大切なことは、未来において愛する人に出会い、幸福な家庭を築くまでは、皆さんの愛を心の中にしまっておかなければならないということです。

しかし、不幸にも私たちの周りには、いつも悪い漫画や本、ビデオのようなものが多く、成長する子どもたちを悪い所へ誘惑する人が多いのです。

悪い人たちは子どもたちに対して、親や先生の教えに従わないようにささやいたり、汚れた偽りの愛を試してみろといつも誘惑しています。ですから、皆さんはいつも、自分自身を守る決意をしておかなければなりません。これが純潔です。

純潔とは、未来の夫、未来の妻のために自分の心と体の愛をきれいに守ることを言います。

従って、純潔に対する意識が弱い人は、このような誘惑に負けて悲惨な状態になってしまうことがあります。実際、多くの人たちの中で、純潔に対する意識が少しずつ崩れていっています。

これは、人間を幸福に導くべき真の愛が失われ、不幸をもたらす偽りの愛に引っ張られているということを意味します。これは大きな間違いです。このような誘惑に絶対に負けてはいけません。

皆さんはまだ幼いけれど、今から純潔に対する誓いをしてこそ、青少年期に悪い誘惑から脱し、心と体の純潔を守ることができるのです。

皆さん、今後も周囲の悪い人や悪い環境の誘惑に陥らないように、心と体の純潔をよく守り、将来よい家庭を必ず築くという誓いをしてください。

そうすれば、皆さんの家庭に間違いなく幸福が訪ねてきて、明るい未来が待っていることでしょう。

そうして、皆さんは家庭で愛を受ける子どもになり、大人になれば結婚して幸福な家庭を築き、隣人から尊敬され、国から願われる有能な指導者になることでしょう。

皆さんが幸福で明るく、大きく成長されることを心から願っています。

 

 

****************************************************************

 

3)痴漢冤罪(5月12日:北陸中日特報)

 

 痴漢冤罪を取り上げたのは、少しだけ感心した。映画の反響が大きかったのだろう。ただ、取り上げ方に問題がある。やたら、男に対策を採るように呼びかける内容に終始している。「片手にかばん、片手に吊革」「通勤ラッシュをさけよ」などである。「プライバシー無視などでもいいから、監視カメラ置かせろ」というのは、笑った。日頃、街中の監視カメラにはメクジラ立てる輩が、こんなことをいう始末だからだ。

酷いことに、タレントのベッキーのように、痴漢冤罪の常習者であることを自慢げに語るフェミ輩の存在は無視している。また、痴漢冤罪で一儲けする悪徳弁護士や、痴漢冤罪で生計を立てるフェミ連中についても、完全無視か隠蔽を貫いている。

 最悪なのは、「女性専用車両を増やせ」「男性専用車両をつくれ」である。これでは、フェミの思う壺である。なにしろ、フェミの首領、上野千鶴子は、「男は人間でない」と言い放って人権侵害しているから、女性専用車両=一等車、男性専用車両=三等車という構図が出来上がってしまう。

 

 

 

3・おわりに

 

 北陸中日新聞は、ある意味よい材料なのかもしれない。ただし、フェミなど極左勢力の連中がどのようなことをやらかしているか、理解する上での教材としてだ。

 また、ここから、水面下でフェミが実現したいだろう妄想も見えてくる。どれもこれも、フェミらしく、自分の意見に合わないものは、「バックラッシュ(反動)」のレッテルを貼り、保守運動の足を引っ張る。まさに、北朝鮮のように、思想優先社会を目指していることは、男女共同参画社会基本法や、男女雇用機会均等法改正で見えてくる。

フェミの横暴を止めるのは、保守政治家や保守知識人ではない、と今年になって悟った。フェミの動きを止めるのは、極右のみである。今度の選挙では、怒涛の快進撃をして、議席確保し、男女共同参画社会基本法や、DV法、セクハラ防止法、ストーカー防止法、男女雇用機会均等法に関する国政調査権や、証人喚問を要求していただきたい。

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コメント
無題
本当は自民党などの保守政党が
DV法など批判してくれればいいんですけど
どんどん推進されているからな。

【2007/06/05 13:31】 NAME[NONAME] WEBLINK[] EDIT[]
無題
>ななしさん。
保守政党なんて、日本では議席を確保していませんよ。今回の参議院選挙で、その政党が議席確保できるのかどうか、不安なところなのですから。
【2007/06/07 22:54】 NAME[OK野朗] WEBLINK[URL] EDIT[]
無題
いや、自民党は保守政党であるのに
という意味で言ったのです
【2007/06/08 16:16】 NAME[NONAME] WEBLINK[] EDIT[]
無題
>名なしさん。
自民は保守政党なんかではなりません。事実、党則をご覧ください。4番目に進歩主義がかかれてあります。つまり、自民党もサヨク政党だというところなのです。とりあえず、参考資料をお勧めします。

『「保守」の復権』扶桑社  辻貴之
【2007/06/12 00:07】 NAME[OK野朗] WEBLINK[URL] EDIT[]


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